度重なる大傑作を世に残す作家辻村深月さん。
一体どんな方なのか気になりますよね。
今回は辻村深月さんに関するプロフィールと、気になるNHKとの裁判について調査してみました。
【Wiki】辻村深月ってどんな人?
辻村深月(つじむらみづき)
年齢:1940年生まれ(2024年現在43歳)
出身:山梨県笛吹市
大学:千葉大学教育学部
どんな学生時代だった?
小学校3年生の頃から小説を書き始め、クラスのみんなに「続きが早く読みたい」と急かされていたそうです。
本人曰く「不遜な読者」で、好きな作家に対しても「出るのが遅い」「登場人物がマンネリ化している」と無責任に考えるような子だったと言います。
よほど本が大好きな女の子だったんだね!
大のドラえもん好き!
私は、自分の子供時代の思い出の多くが、『ドラえもん』と結びついています。
VERY
辻村深月さんにとって『ドラえもん』はマンガもアニメも身近な存在で、自身の作品にも生かされているそうです。
辻村深月さん著作『凍りのくじら』は、章のタイトル名が全て『ドラえもん』のひみつ道具になっており、主人公の女子高生も『ドラえもん』が大好きという設定なんです。
そんな辻村深月さんのドラえもんへの愛が伝わったのか、2019年には『映画ドラえもん のび太の月面探査記』を脚本しています。
大好きなアニメの映画脚本が担当出来たなんて最高だね!
結婚はしている?子供はいるの?
辻村深月さんは一般男性とご結婚されており、お子さんが2人います。
2021年にはお子さんが小学校に入られたということなので、2024年現在は長男が小学4年生になっていると思われます。
辻村深月作品は読む順番がある?なぜ?
辻村深月の初期作品では、読む順番が大切と言われます。
なぜなら、1つの小説で端役として登場した人物が別の小説に登場し内面を深堀りされるという演出があるからです。
珍しいね!それを知ったら順番通りに読みたくなっちゃうな
順番に読んでいくことで、登場人物の魅力が更に分かるということなんですね!
裁判でNHKとのドラマ中止の真実とは
辻村深月さん著作『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』のドラマ化を巡って、NHKと講談社との間で裁判がありました。
2012年の5月から連続ドラマとして全4作が放送予定されていたようですが、この企画は中止になっています。
- 2011年、小説 「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」 のドラマ化に向けNHKが講談社から許諾を得る
- NHK側は脚本執筆や出演者を一部内定させるなど準備を進めるが、ドラマの脚本が辻村氏側から承認されず、撮影開始直前にドラマ化の許諾を白紙撤回
- 講談社側の証言ではNHKからクランクイン2週間前に全4話の準備稿が届いた
- 原作の本質とは全く異なるものだった→ドラマ化を容認できない流れに
- NHK側は白紙に戻すならかかった費用の支払いを求めると裁判(賠償金額6,000万円を請求)
- 結果、NHK側の請求は認められず棄却
作品の半分は脚本家が脚本を書き直すというのがテレビ業界では一般的だ!
大切な作品をお嫁に出せない
当時の裁判沙汰について作家の辻村深月さんは以下のようにコメントしています。
「作家として、自分の作品が不本意な形でドラマ化されることはどうしても許容できませんでした。原作を守ろうとした講談社が訴えられるという今回の裁判には、いまも大変戸惑いを覚えています。これからも皆さんに愛していただける作品を執筆していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」
ねとらぼ
裁判では、制作側の作品の改変がどこまで許されるかが問われ、結果、原作者の意志が尊重される形となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は作家である辻村深月さんについて深掘りしていきました。
- 小学校3年生から小説を書いていた
- 大のドラえもん好きで2019年には映画の脚本にも携わった
- プライベートでは結婚して子供が2人いる
- 辻村深月作品は読む順番がある
- NHKと裁判沙汰になりドラマ化が中止になったことがある
最後までご覧いただきありがとうございました!
辻村深月作品『かがみの孤城』の映画が重いと言われている理由はこちらから確認することができます!