2003年から21年間勤めたNHKを退局しフリーアナウンサーへと転身した青井実アナウンサー。
NHK最後の仕事は夜の報道番組『ニュースウオッチ9』のキャスターでしたが、1月18日という中途半端な時期に降板しています。
その理由はどうやら青井実アナがNHKの服務規定を違反したことにあるらしいのです。
今回はそんな青井実アナの服務規定違反に関する詳細と、受けたペナルティについてリサーチしてみました。
青井実アナの服務規定違反って何？
青井実アナウンサーはNHKから、兼職を禁止する服務準則に基づいて厳重注意処分を受けていました。
つまりNHK側に報告されていない形で、兄や姉が代表を勤める複数の会社の役員になっていたことが発覚したのです。
青井実アナはおよそ1年に渡って役員報酬を得ていました。
彼は昨年11月に厳重注意処分を受けました。ただし、これは副業が禁じられているからではなく、NHKでは副業で収入を得る場合、上司の許可を得ることになっているからです。彼は許可なく役員報酬を得ていたんです。
出典：デイリー新潮
勝手に役員にされてたんです
11月の厳重注意に対し、「勝手に役員にされていた」と上司へ説明をした青井実アナウンサー。
しかし副業収入として得ていた会社の１つには代表取締役社長の名に青井実さんの名前があったようです。
これは知らなかったじゃ済まされないね
また、NHKからの注意を受け役員辞任の意向を見せた青井実アナでしたが、年が明け再び上司が現状を確認したところ「まだ辞めていません。続かなくてはならない理由がある」と続投の意志を表明しました。
このことがNHK上層部の怒りを買うことになり、青井実アナウンサーはNHKから正式に処分を受けることになりました。
副業が明るみになったのは税務局からの問い合わせ
青井実アナウンサーの副収入が明るみになったのは、税務局からNHKに問い合わせがあったからでした。
「NHKはこれほどの収入を得られる副業を職員に認めているのですか？」という問い合わせ内容だったそうなのですが、青井実アナは一体どれほどの役員報酬を受け取っていたのか気になりますね…。
青井実へのNHK側からのペナルティがエグい？
服務規定違反をした青井実アナウンサーですが、その後どのような処遇を受けたのでしょうか。
- 役員報酬の全額返金及び役員退任
- 予定していた新番組の器用枠から外された
- 2023年1月に予告なく『ニュースウォッチ9』の降板
それぞれ詳しく見ていきましょう。
役員報酬の全額返金及び役員退任
青木実アナの申し出によるものと報道されていますが、厳重注意を受けた青木アナはおよそ1年間得たとされる役員報酬を全額返金しています。
また兄が代表を務める企業の役員にもなっていた件は、2024年の1月31日付けで辞任しました。
その他の企業の状況について詳細を見つけることは出来ませんでしたが、恐らく同じ対応を取ったのではないでしょうか。
4月からの新番組の器用枠から外された
実は青木アナは2024年4月から始まるNHK新番組『午後LIVEニュースーン』のメインキャスター候補でした。
4月からは夕方の大型新番組『午後LIVE ニュースーン』（平日15:10～17:57）で起用する案も浮上していました。この役員報酬の一件から、彼に新番組は任せられないと考えるようになった
出典：デイリー新潮
しかし服務規定違反の対応を見たNHK側の判断で彼の器用はふさわしくないと判断されていたことが明らかにされています。
『ニュースウオッチ9』の予告なしの降板
青井実アナウンサーはメインキャスターとして出演していた『ニュースウオッチ9』を2024年1月18日に予告無しで降板されたことが分かっています。
この急遽起こった番組の降板について、取材に応じたNHK側は”本人の申し出”だったと話しているそうですが、その具体的な理由については明かされていませんでした。
服務規定違反のペナルティ重すぎないか？！
これには各報道も「事実上の解雇」だとしてメディアに取り上げていました。
番組降板はフリー転身で他局への活動が決まった青井実アナへの罰？
『ニュースウオッチ9』の予告無しの降板は、服務規定違反だけが理由ではないと言われています。
実は青井実アナウンサーはNHKを辞め、新たにフリーとして2024年4月からライバル番組に当たるフジテレビ情報の『イット』のメインキャスターが決まっていたからです。
これはNHKにとって到底納得のいく話ではなかったのでしょう。
青井実アナに対して印象を悪くしたのが容易に想像できますね。
厳重注意したら他局へ身を売った…ように見えるね
番組降板にもかかわらず”挨拶させない”という徹底ぶり
青井実アナウンサーは最後に出演した『ニュースウォッチ9』に挨拶１つなかったと一部の視聴者から非難されているようですが、実際にはNHK側が挨拶をさせなかったという声がありました。
過去に”NHKを辞めて他局で器用される”ことがバレたアナウンサーが即座に降板され、視聴者への挨拶もなかったようです。
NHKはフリー転身を面白く思わないのだろうけど、もっと平和的ににキャリア移行させてあげられないのかな？
青井実アナは番組を中途半端な時期に降板することになった件について、４月からメインキャスターとして担当する「イット」の制作発表会見で謝罪しました。
「前職の番組を途中で離れてしまったことですとか、私の家族の一連の報道でご心配をおかけしたことを視聴者のみなさんにおわび申し上げたいと思っております」
出典：スポーツ報知
長きにわたり勤めた『ニュースウオッチ9』で挨拶や謝罪が出来なかったことを気にしていたのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は青井実アナウンサーの服務規定違反の詳細と、その後のペナルティについてリサーチしてみました。
- 青井実アナウンサーはNHK側に内緒で家業の副業収入を得ていた
- 課されたペナルティは３つ（役員報酬の返金、新番組の器用枠から外される、出演番組の降板）
- 青井実アナの対応を見てNHKは事実上解雇したに等しい
- 裏切り者には番組最後の挨拶すらさせない方針？
最後までご覧いただきありがとうございました！
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